2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧
この前の記事では洋楽の年間ベストを40枚ほど紹介しました。いやぁ、頭の中が整理できて、改めて調べ直したりアルバムを聞き返したりと2014年を遡るように楽しむことができました。是非自分の趣味に合わずともYoutubeで検索などして見て、多くの刺激的な音楽…
【No.1】Sharon Van Etten - Are We There 各面で絶賛の嵐となっているSharonの新作には、もう自分も絶賛せざるを得ないほど繰り返し再生ボタンを押させられた。この彼女に人生におけるポートフォリオの結晶とも呼べそうな『Are We There』はある意味で今年…
【No.2】Kylie Minogue - Kiss Me Once 人は老いていくもので、どう足掻いたところで視力は下がるし肌も乾いていく。筋肉も衰え、血液や思考はその速度を急激に落としてしまう。人間の細胞分裂には有効期限がある以上、人体の老化は今のところ絶対的な術をも…
【No.3】Stars - No One Is Lost 極彩色のネオンサインが今最も似合うバンド、それがStars。2001年のデビューから数えて今年で13年の経歴を持つバンドが、通算7枚目にして遂にそのポップの全貌を明かした。 2013年7月に2nd『Heart』(2003)と3rd『Set Yoursel…
【No.10】Jack White - Lazarretto アナログレコード復権の立役者でありながら自主レーベルThird Man Recordを通じてのバックカタログのリリース、そしてレーベル内のバンドのプロデュースワークに加えて大型フェスでのヘッドライナーにと本当に大忙しだった…
【No.20】Pisces - Pisces Pisces by Pisces ロスの3ピースロックバンドThe Happy Hollowsのヴォーカル兼ギタリストSarah Negahdariによるソロプロジェクト。Happy~では骨太でダイナミクスを長所としたヴォーカルが持ち味だったが、このPiscesではプロジェ…
01. Wintercoats - Heartful <a href="http://music.yespleaserecords.com/album/heartful" data-mce-href="http://music.yespleaserecords.com/album/heartful">Heartful by Wintercoats</a> 02. Death Grips - 『NO LOVE DEEP WEB』&『Government Plates』~Itstrumentals & a capella vocals~※直リンク →NO LOVE DEEP WEB - Itstr…
「音楽における2014年ってどんな年でした?」と唐突に問われたら、「ちょっと2,3日考えさせて!」と即答するでしょう。それぐらい話題作や最高傑作と言われそうな作品が毎週毎月リリースされていたと思いますが...それでもこういう年間ベスト的な企画でそれ…
【No.1】My Bloody Valentine - m b v 音楽サイト「eleking」にてマイ・ブラッディ・バレンタイン(以下マイブラ)の最新ライブレポが掲載された。ライターはマイブラといえばこの人、黒田隆憲氏。もう細かいことはこのレポを見てもらいたいが、2月の新木場…
【No.2】Blood Orange - Cupid Deluxe Fatboy Slim、Prince、Aphex Twim… 彼らにはそれとは違う名前がいくつもある。 何故そんなに名前を変えるんだろうか?名を一つにしても十分な名声を手にしているし、意欲作や問題作は同じ名でも生まれてくる可能性はあ…
【No.3】Phoenix - Bunkrupt! “不死鳥”の名を掲げたバンドは、ここ日本から遠く離れたフランスはヴェルサイユでその殻を破った。ソフィア・コッポラ(現在Vo.トーマスの妻)監督作『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)の挿入歌としても起用され話題…
【No.10】!!! - THR!!!ER 高校デビューや夏休みデビューみたいな思春期特有のモテ変化って音楽にもあると思う。バンドという形態で、しかも元々はハードコアからファンクを受け入れた音楽形式を好んでいたであろう人たちがモテ変化を取り入れたら…行き着くの…
【No.17】Danny Brown - "Old" カニエ・ウェスト『イーザス』が各メディアで年間ベストアルバムのトップに輝いているが、確かにカニエのそれはヒップホップのジャンルに止まらず縦にも横にも斜めにも、新しい音楽を生もうとする意欲に長けた作品だったと思う…